インプラントブログ

2018年9月29日 土曜日

左上6大口式(OAM)インプラント埋入

今回の症例は左上6への埋入です。
こちらの患者様は犬山市からお越しの方です。
もともと、左上6をなくしてから部分入れ歯を使用されていました。部分入れ歯使用中は頻繁に歯科医院で調整していたそうですが、やはり煩わしさからインプラントをお考えになられた時に大口式をお知りになり、ご来院くださいました。

部分入れ歯は実は難しいのです。
何が難しいかというと、部分入れ歯の噛み合わせは、自分の歯同士が噛み合う位置、人工歯と歯が噛み合う位置、人工歯と人工歯が噛み合う位置が混在していることです。
自分の歯は、垂直に力が加わると0.05~0.2ミリ程骨の中に沈みます。一方、入れ歯の人工歯は、粘膜の上にのっているので0.2~2ミリも沈みます。難しさはこの沈下の度合いが、歯の位置によってまちまちであるということです。
自分の歯同士で噛み合っている位置が、最も強い力を加えることができるため、この位置で噛むのが最も噛みやすいのです。すると、この歯は常に仕事をさせられることから、過重労働を強いられることになります。
さらに悪いことに、入れ歯に加わる力は粘膜下の骨で支えています。この骨は月日の経過と共に痩せてくるのです。すると、入れ歯と粘膜面との間に隙間ができ、入れ歯により大きく沈むことになります。
そうなると、ますます自分の歯が過重負担に陥り、やがて他の既存歯は動揺をきたし、最悪抜歯に至ることもあるのです。
それを防ぐために、こまめな調整が必要になってくるのですが、調整しても合わないこともあり、今回の患者様のようにお悩みになりインプラントへ移行しようとご相談にくる方は当院にはたくさんおられます。

事前にCTで骨の状態をみてみると、上顎ですので、上顎洞までの距離が問題になってきます。
骨幅は8.5ミリ程ありましたが、高さが5.3ミリほどしかありません。
上顎洞までの距離が短い状態です。
ドリル式であればサイナスリフト法という骨をつくる大掛かりな外科処置を前処置としてはさまなくては、インプラント体を埋入することが不可能です。
その分、期間や費用や何より患者様の身体への負担やリスクもかさんできます。
しかし、大口式(OAM)であれば、その心配はございません。

今回の患者様のように上顎洞までの距離がない症例では大口式(OAM)サイナライジング法で行います。粘膜を切開剝離後、独自に開発した特殊器具であるサイナライザーを用いて骨補填剤を少しずつ足しながら、上顎洞にあるシュナイダー膜をラクダのこぶのように徐々に拳上し、骨をつくりながら、インプラント窩を形成していきます。
大口式(OAM)インプラント法開発者である大口弘の特殊技術のなせる技です。骨移植などの必要はなく、一度のオペで骨をつくり、インプラント体を埋入することができます。
また、骨を押し固めていくためインプラントの周りの骨は強固なものとなるのでより生着しやすい環境をつくることができます。

オペが始まり、前述したサイナライザーという専用器具を用いての手作業です。骨補填材で骨をつくりながら、僅かな時間で上顎洞のシュナイダー膜を拳上させ、もともと上顎洞までの距離が5.3ミリほどでしたが、直径3.7ミリ、長さ12ミリのインプラント体を理想的な角度で埋入しました。ラクダのこぶのようにあがったシュナイダー膜も、レントゲンでしっかり確認できます。
患者様も、オペ自体も短い時間で終わり、12ミリの長さのインプラント体が埋入でき、安心された様子でした。

大口弘歯科クリニックは、大口式(OAM)インプラント法開発者である大口弘が自ら執刀する唯一のクリニックです。
長年の経験と技術、インプラントのノウハウを知り尽くした当院院長は、どんな症例の方でも巧みに器具を使い分け、出来る限りの挑戦をいたします。
不可能症例、超難症例の方でも対応致します。
他院で断られた、諦めていた方、また大口式(OAM)インプラント法をお知りになり興味のある方、どうぞお気軽にご相談下さい。



オペ風景


大口式(OAM)インプラント剝離後、埋入後 左上6
(クリックすると実際の手術の鮮明な画像になります。苦手な方はクリックしないでください)



オペ前 パノラマ オペ部位 左上6


埋入後 パノラマ オペ部位左上6



大口弘歯科クリニック名古屋駅前院では口腔癌検診を行なっております。
ご希望の方は大口弘歯科クリニック名古屋駅前院までお気軽にお問合せください。
TEL:052-564-8211
名古屋駅前院

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口腔がん検診

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インプラント救済センターを設立していますが、多くの歯科医の方々が、インプラントの難症例と手術不可能な症例を抱えて悩んでいらっしゃるのが現実です。近年、大学病院においてもインプラント手術を敬遠する傾向にあります。
私、大口弘はそのような現状をふまえてできるだけ先生たちのお役に立ちたいと考えています。
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術中画像、術式解説はOAM(大口式)友の会会員ページに後日掲載予定です。
OAM友の会については、㈱エイペックスメディカへ問い合わせください。
TEL 058-266-0123



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投稿者 大口弘歯科クリニック

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