インプラントブログ

2018年7月25日 水曜日

部分入れ歯の難しさ

部分入れ歯より、総入れ歯の方が難しいと思われがちですが、実はそうではありません。

部分入れ歯といっても、1本しか歯が残っていない場合から、1本の歯しか失っていない場合、さらに上顎と下顎がありますので、その種類は無数になります。でも、歯科医師はその種類はほとんど気になりません。何が難しいかというと、部分入れ歯の噛み合わせは、自分の歯同士が噛み合う位置、人工歯と歯が噛み合う位置、人工歯と人工歯が噛み合う位置が混在していることです。
自分の歯は、垂直に力が加わると0.05~0.2ミリ程骨の中に沈みます。一方、入れ歯の人工歯は、粘膜の上にのっているので0.2~2ミリも沈みます。難しさはこの沈下の度合いが、歯の位置によってまちまちであるということです。
咀嚼とは、パンのようなものを噛み潰すことだけでなく、魚の小骨のような小さくて硬い食品も噛み潰さなければなりません。
そこで小骨をかみ砕くことを考えてみます。本来の自分の歯では、どの歯で噛んでも小骨に同じ咬合力が加わります。ところが、入れ歯では小骨を噛み潰そうとすると沈下の度合いが大きいため、噛み潰すことのできない場合があるのです。
自分の歯同士で噛み合っている位置が、最も強い力を加えることができるため、この位置で噛むのが最も噛みやすいのです。すると、この歯は常に仕事をさせられることから、過重労働を強いられることになります。さらに悪いことに、入れ歯に加わる力は粘膜下の骨で支えています。この骨は月日の経過と共に痩せてくるのです。すると、入れ歯と粘膜面との間に隙間ができ、入れ歯により大きく沈むことになります。そうなると、ますます自分の歯が過重負担に陥り、やがて歯は動揺をきたし抜歯に至るようになるのです。

部分入れ歯では、入れ歯が落ちないように残っている歯にばねをかけます。曲者はこのばねにあります。入れ歯は骨の上の粘膜にのっています。咀嚼で人工歯に力が加わるたびに、入れ歯は前後左右に揺れます。入れ歯の揺れは、今度はばねを介して歯をゆすることにもなります。噛む力は30キロもあるので、義歯をゆする力も大きなものとなります。
ばねのかかっている歯は入れ歯に接した位置にあり、咀嚼の主役となっている歯なのです。この歯は自身に加わる力に加えて、入れ歯の揺れを防ぐ働きもさせられています。
したがってばねのかかっている歯が最も過酷な労働を強いられているのです。その結果、歯がぐらぐらしてきて気が付くと抜歯ということになるのです。

では、どうすれば部分入れ歯で歯を失わないようにできるのでしょうか。
部分入れ歯で最大の問題は、入れ歯の下の骨の変化です。その変化は、月日の経過でどうしても痩せてくるのです。
さらに入れ歯からの力が骨に加わると、骨の痩せはより早くなるのです。
したがって部分入れ歯を長持ちさせるには、定期的に診査をして骨が痩せて、入れ歯との間に隙間ができたら、その隙間を補ってやることが絶対に必要なのです。
それを義歯の裏打ちといいます。
隙間の点検の間隔はどのくらいかというと、患者さんによって異なりますが、一般的には半年ごとです。
でも多くの患者さんは、その時期をはるかに超えて、ばねのかかっている歯がぐらぐらして取り返しがつかない状態になってから歯科医院を訪れることが多いのです。
そうなっては治療の手立てがありません。
このような経過をたどりながら、徐々に歯を失い総入れ歯に移行するのです。
部分入れ歯を使用している患者さんはこまめに点検と裏打ちの治療によって入れ歯の寿命を延ばすことができるのです。



当院へも、部分入れ歯を以前使用していて、歯を順番にだめにしてしまい相談に来られる方、また入れ歯の調整の煩わしさからインプラントをお考えになり相談に来られる方、様々です。
もう少し早く来てくだされば、歯を失わずにすんだのにと思われる方もいらっしゃいます。
当院はインプラントはじめ入れ歯においても患者様が定期的にメンテナンスで通いやすいような環境づくりをしております。
日々の通院で患者様の状態を把握し、患者様ともしっかりお話しさせていただき治療方針や今後を相談しながら決めていきます。
歯のことでお悩みの方、心配なことがある方、どうぞお気軽にご相談ください。

当院は大口式(OAM)インプラント法開発者大口弘が唯一執刀する歯科クリニックでありますが、患者様のお口の状態を分析し、インプラントだけではなく、義歯やブリッジの相談においても最善のご提案をさせていただきたいと思っています。
また、歯周病などでインプラントがぐらついたり、噛み合わせが合わなくなったりした方へのリカバリーセンターも設けています。
歯でお困りの方、どういう方法の治療にすべきか迷われている方、どうぞお気軽にご相談ください。

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投稿者 大口弘歯科クリニック

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