インプラントブログ

2018年7月18日 水曜日

口腔扁平苔癬

口腔扁平苔癬とは、口腔粘膜に生じた角化異常を伴う難治性の慢性炎症性疾患です。口腔粘膜、特に頬粘膜に両側性に白いレース状(網状)の病変を形成することが多く、びらんや潰瘍を伴うときもあります。口腔扁平苔癬は、40歳以上の女性に多く発症します。

口腔扁平苔癬と一言でご紹介しても、その病態と症状の現れ方は実に多彩です。
口腔扁平苔癬の病態は、頬粘膜鵜や歯肉、舌、口唇、口蓋、口底などに両側性または片側性に網状、丘状、斑状、斑状などの白色病変や紅斑、委縮、びらん、潰瘍などの紅色病変を呈します。
また、まれに水疱を形成することもあります。さらに、多部位に発生したり、白色病変と紅色病変が混在したりすることもあります。その臨床像に基づいて6つの臨床視診型に分類されていましたが、病変が混在する症例では細分化が難しいため、現在は白色型と紅色型の2分類が主流になってきています。

症状は自覚症状が全くないものから、口を開けた際に感じるツッパリ感や違和感などの軽度なものから、熱いまたは辛い食べ物や歯磨き粉がしみて痛いなどの刺激痛や、食事や会話の際に粘膜がすれて痛いなどの接触痛を自覚するものまで様々です。一般的に紅色型の方が症状を強く認めます。
80%以上は頬粘膜に病変を認めます。次に多く認めるのが歯肉で舌、口唇、口蓋、口底に認めます。

口腔扁平苔癬が抱える大きな問題は、診察機会が比較的多い口腔粘膜疾患であるにもかかわらず「原因や発症のメカニズムがよくわかっていない」ということです。
病理組織学的に上皮下にTリンパ球の浸潤を認めることから、自己免疫疾患やIV形アレルギーとの関連が示唆されていますが、原因の解明には至っていません。

口腔扁平苔癬は、口腔がんとの鑑別が必要なこともあり、その際には組織を採取する部位が重要になります。そのため、口腔外科専門医がいる総合病院や大学病院の口腔外科で検査を行うことをお勧めします。

口腔扁平苔癬は、口腔カンジタ症や歯周病などを併発していることがあり、この場合、診断が困難になることもあります。まずは、細菌検査を行い口腔カンジタ症が併発している場合には、口腔カンジタ症の治療をしたり、歯周病を認める場合にはその治療を行ってから生研を行う場合もあります。
また、臨床所見にて、金属で修復された歯周囲に病変を認め、金属アレルギーとの鑑別が必要な場合には金属パッチテストを実施することがあります。
また、天疱瘡や類天疱瘡などの自己免疫水疱症やSLE(全身性エリテマトーデス)などの自己免疫疾患との鑑別が必要な場合は、血液検査を実施することもあります。
口腔扁平苔癬は、原因がよくわからず、多彩な病態を呈するため他の疾患との鑑別は非常に重要です。

鑑別しなくてはならない疾患の一つに、口腔白板症という疾患があります。口腔扁平苔癬は、口腔粘膜の慢性炎症性疾患であるのに対して、口腔白板症は口腔内に生じる癌化する可能性がある前癌病変の最も代表的な疾患です。2つの疾患はともに白色を呈する角化性病変で、非常によく似た臨床像を呈することがあるため鑑別をする必要があります。
口腔扁平苔癬の癌化は統計学的には1%程度と言われています。

治療方法としては、原因が不明なため対症療法がメインとなりますが、ステロイド剤の使用が一般的となります。口腔カンジタ症や歯周病、歯を修復している金属など増悪因子を取り除くことで症状の改善を図ります。治療が長期化する傾向にあることや完治が難しいこと、症状が改善しても再燃する可能性があることから長いお付き合いが必要となる病気になります。
また、治療していくうえで口腔内の衛生管理は非常に重要です。治療中だけでなく治療後の経過観察も重要になります。

当院では、毎日の歯のケアの重要性に重点をおき、日々通院される方に、歯周病検査やブラッシング指導をしたりしています。意識的に患者さん自身にも口腔内ケアに取り組んでもらえるような診療を行っております。歯のことでお悩みの方、心配なことがある方、どうぞお気軽にご相談ください。

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投稿者 大口弘歯科クリニック

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