インプラントブログ

2018年6月30日 土曜日

右上23大口式(OAM)インプラント埋入

今回の症例は右上23への埋入です。
こちらの患者様は愛知県犬山市からお越しの方です。

元々、右上23共に一度治療してある歯ではありますが、病巣により動揺もあり、保存が不可能とのことでインプラントをお考えになられて今回のオペが決まりました。
今回は、抜歯即時のオペとなります。
この方法の場合、外科処置を1回で終わらせることができるので、精神的、肉体的にも負担が軽減されます。さらに周りの組織の回復と骨の形成を同時に待つこととなるため、最終の被せ物が入るまでの期間を短くすることができます。
抜歯後は肉体の治癒能力が活発化します。そのため治癒が早く進むメリットもあります。
しかし、どんな場合でもできるわけではなく、最低限の必要条件を満たしていないと適用できません。
例えば、抜く歯の骨にダメージがないことや骨の厚み、深さがあること、周りの歯も重度の歯周病がないこと、噛み合わせの環境が整っていることなどです。

事前にCTで骨の状態を見てみると、高さは十分あるのですが、骨の幅は5ミリから6ミリです。右上3に関しては頬側板が薄いことが想定できました。
抜歯窩ですので歯根の向きに左右されないように、また前歯ですので審美的な面でも埋入方向や角度に細心の注意を払わなくてはいけません。
前歯にインプラント体を埋入し、美しい歯をつくるのは正しい知識や経験を持った医師がオペを行わないと、仕上がりはひどい歯になってしまいます。
前歯の唇側の骨の厚みは健康な場合でもハガキ1枚の厚み程度しかなく非常に薄く、骨が吸収しやすいからです。
事前に長年の経験と知識と特殊技術を持つ当院院長大口弘が、角度、方向を綿密に分析し、理想の方向を決めていきます。

まず、右上23を抜歯します。抜歯窩を綺麗に掻爬し、切開剝離していきます。
プレスリッティングバーで基点となる穴をあけ、オーギュメーターでインプラント窩を形成していきます。カービングで整え、右上2には幅3.3ミリ 長さ10ミリのものを、右上3には幅3.3ミリ 長さ14ミリのインプラント体を事前のシュミレーション通り、理想の方向へ埋入しました。
右上3は頬側板がなくなっている状態でしたので、骨補填剤を入れ、減張切開し、縫合しました。
抜歯即時埋入では、歯を抜いているのですから、歯茎には穴があいています。このため、歯茎を縫合して完全閉鎖しようとしても歯の直径分の歯茎が足りません。
ですから、歯茎を伸ばすテクニックが必要になります。歯茎を伸展させるには、歯茎の裏についている骨膜を切って減張させる減張切開という処置を行います。

今回のような骨の幅が狭く、頬側板が吸収されている状態のオペは従来のドリル式では、事前に骨をつくる大掛かりな外科処置をしなくては埋入はまず不可能です。
しかし、大口式は違います。骨幅が薄くても骨幅を拡大し、一度のオペで骨をつくりインプラント体の埋入が可能なのです。患者様1人1人の骨の状態に合わせて、骨はほとんど削らず独自に開発した器具とテクニックを使い分け、不可能を可能にするのが大口式なのです。

インプラント体が骨と生着する期間は非常に大切です。当院でも患者様にはオペ後の生活での注意事項を大口先生自ら患者様にお話ししており、きちんと守っていただくように徹底はしております。
ほとんどの確率でしっかり生着するのですが、稀に生着しないケースがあります。食物が入る入り口である前歯部に多い傾向があります。
原因としては、①感染 ②物理的刺激 によるものです。②の物理的刺激とは食事が原因になっていることが多いです。当院でもオペ後3週間は流動食にしていただくようにご案内しており、患者様に流動食の提供もさせていただいています。


大口弘歯科クリニックは、大口式(OAM)インプラント法開発者である大口弘が自ら執刀する唯一のクリニックです。
長年の経験と技術、インプラントのノウハウを知り尽くした当院院長は、どんな症例の方でも出来る限りの挑戦をいたします。
他院で断られた、諦めていた方、また大口式(OAM)インプラント法をお知りになり興味のある方、どうぞお気軽にご相談下さい。



オペ風景


大口式(OAM)インプラント埋入後 右上23
(クリックすると実際の手術の鮮明な画像になります。苦手な方はクリックしないでください)


オペ前 パノラマ オペ部位 右上23


埋入後 パノラマ 右上23



大口弘歯科クリニック名古屋駅前院では口腔癌検診を行なっております。
ご希望の方は大口弘歯科クリニック名古屋駅前院までお気軽にお問合せください。
TEL:052-564-8211
名古屋駅前院

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インプラント救済センターを設立していますが、多くの歯科医の方々が、インプラントの難症例と手術不可能な症例を抱えて悩んでいらっしゃるのが現実です。近年、大学病院においてもインプラント手術を敬遠する傾向にあります。
私、大口弘はそのような現状をふまえてできるだけ先生たちのお役に立ちたいと考えています。
お気軽にご相談下されば喜んで対応させて頂きます。

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術中画像、術式解説はOAM(大口式)友の会会員ページに後日掲載予定です。
OAM友の会については、㈱エイペックスメディカへ問い合わせください。
TEL 058-266-0123



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投稿者 大口弘歯科クリニック

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