インプラントブログ

2018年4月 2日 月曜日

歯周病の治療

歯周病の治療は大きくわけると、モチベーション、歯肉の炎症に対する処置、咬合性外傷に対する処置にわかれます。治療の経過によって一度の治療ですむものもあれば、何回か繰り返し行わなければならないこともあります。
1.モチベーション 
日常の生活習慣や食習慣などの日々の行動を変え、変えた状態を維持するための動機を与えることを意味します。モチベーションは歯周病に限らず病気を治す上でとても大切な事です。
歯周病治療の効果はプラークコントロールが十分に行えていないと期待できません。また、経過がとても長い慢性疾患です。
長期にわたる治療を確実に実施するためには、歯科医師の努力だけでなく、患者様の協力が不可欠です。

2.歯肉の炎症に対する処置
 ①プラークコントロール:
プラークの正体は様々な細菌の集合体で、歯周病の直接的な原因となります。このプラークをコントロール(制御)することをいいます。患者様が自宅で行うセルフケアと定期的に歯科 医院で行うプロフェッショナルケアがあります。セルフケアを十分に行うためには歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯と歯の間まで丁寧に磨かなければなりません。その上で、日常の歯磨きではとりにくいところのプラークを歯科医院で取り除きます。歯科医院では、患者様の状態に応じた適切なセルフケアの方法の指導も行います。
 ②スケーリングとルートプレーニング:
スケーリングとは歯の表面についた歯石を取り除くことで、ルートプレーニングとは歯根の表面をつるつるに磨き上げることです。ルートプレーニングが歯根の表面をつるつるにした状態にするというのは、歯石は歯の表面についたプラークが固まったもので表面はでこぼこしており、さらにプラークがつきやすくなっています。その表面をつるつるになる状態まで磨き上げれば歯石は残っていませんが、歯根は歯肉の内部にあり直視しづらいところで、歯科医院によっては推奨していないところもありますが、いずれも、プラークが付きにくい環境を作り出すことが大切です。
 ③プラークリテンションファクターの改善:
プラークリテンションファクターとは、歯周病を悪化させるプラークをつきやすくさせる口の中に存在する要因のことです。代表的なものとして歯石があげられますが他にも様々なものがあります。
被せ物や詰め物が古くなり表面がざらざらしたり、歯肉がやせて歯根が出てくることで段差が生じてプラークがつきやすくなる不適合な補綴物、虫歯、不正な歯並び、食片圧入(噛んだ際に、歯と歯の間に食物が押し込まれて詰まる状態)、口呼吸、歯肉の形態異常(歯肉退縮 歯肉増殖 付着歯肉狭少など)、小帯の形態異常などもあげられます。
歯磨きがしやすいように歯並びや歯肉を整形したり、歯の詰め物や被せ物を作りかえたり、虫歯を治療したりすることでこれらの要因を改善させます。
 ④保存不可能な歯の抜歯:
重度の歯周病になると、歯がとてもグラグラしてきます。歯がぐらつくと、歯磨きしにくくなりプラークコントロールが困難になります。すると、その部位の歯周病の状態が悪化するだけでなく、その周囲の歯にも悪影響を及ぼすようになります。他の歯を守るために抜歯を余儀なくされることもあります。

3.咬合性外傷に対する処置
咬合性外傷とは、不適切な噛み合わせが原因となり歯周組織が傷ついてしまう状態のことです。歯周病を生じさせる要因ではないが、歯周病を悪化させる要素なので、この処置は大切です。
特に歯周病が悪化すると歯が動いてくることが大半なので噛み合わせが変化していきます。それに伴い咬合性外傷を起こしやすくなるのです。処置として、
咬合調整や歯冠形態修正、暫間固定(グラグラしている歯に過度に噛み合わせの力がかかるのを防ぎ分散させるためグラグラしている歯と周りの歯を連結する)、歯ぎしりの治療(マウスピース装着など)
をします。

このように歯周病の治療には、プラークコントロールを中心に、歯石の除去だけでなく、噛み合わせの調整まで含めた治療を行います。
歯周病は一度進行してしまうと、全く元に戻すことは困難ですが日々のご自身のケアと定期的な歯科での検診やクリーニングで進行を止め予防することはできます。
歯でお悩みの方、お困りの方、どうぞお気軽にご相談ください。

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投稿者 大口弘歯科クリニック

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