インプラントブログ

2015年10月24日 土曜日

右上3大口式インプラント埋入

今回の症例は右上3へのインプラント埋入です。
こちらの方は以前インプラントを埋入していたのですが、インプラントが脱離してしまったので再埋入となります。インプラントが脱離する原因として多く挙げられるのが、物理的な要因です。食べ物を噛んでしまったり、硬いものが当たってしまうことで骨とインプラント体が生着せず抜けてしまうことがあります。骨の生着は人それぞれ期間が違い、オペの方法などによっても変わってきます。そのため、しっかりと骨がインプラント体を固定する前に物理的に動かしてしまうことで固定されないことが多いのです。こちらの方も故意にやったわけではなく、何かの拍子に揺らしてしまったのではないかと思われます。
もともと埋入していた部位は抜歯窩と同じように骨の密度が少ないため、少し場所を移動させ3部への埋入となります。CTで確認してみると骨は狭窄しており、拡げて窩を形成する必要があります。まずスリッターを用いて骨を拡げます。唇側、舌側の両側を拡げることで骨を破損させずにキレイに拡げることができます。その後オーギュメータを使用しインプラント窩を形成します。
脱離の原因はインプラント周りの感染症や外部からの衝撃、また初期固定がゆるいなど様々です。また患者さんの生活環境によっても生着期間や口の中の健康状態は変わってきます。そのため、インプラントを埋入した後は定期的に口の中の清掃や経過を見る必要があるのです。何度も通わなければならないのは患者さんにとっては負担かもしれませんが、埋入した以上責任を持って管理していくのが我々歯科医師の役目であると思います。


粘膜、骨膜弁形成後 大口式拡大前と大口式によるインプラント埋入後 右上2,3,6
(クリックすると実際の手術の鮮明な画像になります。苦手な方はクリックしないでください)


オペ前 パノラマ オペ部位  右上2,3,6


埋入後 パノラマ 


術前後CT

日ごろの歯みがきやオペ後のお手入れ、インプラントのメンテナンスにはオーラルジェルがオススメです。
当院でも購入することが出来ますし、専用のHPでも購入することができます。

画像をクリックで専用HPへ移動します。


術中画像、術式解説はOAM(大口式)友の会会員ページに後日掲載予定です。
OAM友の会については、㈱エイペックスメディカへ問い合わせください。
TEL 058-266-0123

このエントリーをはてなブックマークに追加

投稿者 大口弘歯科クリニック

カレンダー

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30